【今回のお悩み】
ふだもと先生こんにちは。私に向いている職業についてアドバイスをいただけませんか？
私は鹿児島で生まれ育ち、保育士として働いていました。今回結婚を機に熊本に嫁ぐこととなり、働いていた職場を辞めました。結婚後も仕事をしたいと思っているのですが、給料や労働時間のことを考えると、正直もう二度と保育士の仕事をしたいとは思いませんし、保育士じゃない仕事を体験してみたいと思っています。ですが、自分にどんな仕事が向いているかわかりません。私にどんな仕事が向いているか、アドバイスいただけないでしょうか？よろしくお願いします。

(マリさん　20代女性)

マリさん、こんにちは！はじめまして。
そして、このたびはご結婚おめでとうございます。
隣の県とはいえ、遠いところへ嫁ぐのは嬉しさと、少し寂しいような複雑な気持ちもあるかもしれませんね。
あるいは、結婚で新しい土地に暮らすワクワクで胸がいっぱいかもしれませんね。
新しい環境に一日も早く慣れて、充実の毎日を過ごされますよう、心からお祈り申し上げます。

さて、今回のお悩み。
『自分に向いている仕事』のようです。

私のところにも、職業に関する悩み相談は非常に多いですね。
「いまの仕事は私に合っているのか？」
「他にもっと合う仕事があるのではないでしょうか？」
たくさんの人が、こんなふうに聞く理由はただひとつ！！！

いまの職種に不満を持っているからです。
（キッパリ）

その点、マリさんは「正直もう二度と保育士の仕事をしたいとは思いません」。
と書いていらっしゃるので、素晴らしい！
さすがは乙女座の分析力(^^♪

ここでまずお話したいのは、
そもそも「向いてる仕事」「向いてない仕事」うんぬんの前にですね。
マリさんによーく、考えてほしいことがあるのです。

それは、これ。
「あなたは仕事に何を求めていますか？」
です。

それは
「生きがい」だったり
「やりがい」だったり
「お金のため」だったり
「自己実現」だったり
「好きだから」だったり。
人によって、ほんとうにもう、それぞれです。
そしてそれは、どれも正解で、どれもその人にとっても正義なのです。

例えば私自身はホロスコープ上で見ると、すごく向いている適職があります。
しかしワタシはその仕事を決してやりたいとは思いません。
なぜなら、その仕事は「私の好きなこと」ではないからです。
（たとえそれが。わたしにピッタリ合っていると言われても）
私が職業選択の際に、最も重要視するポイントは、そう。
「好きなこと」なんですね。
私の場合、好きであることが原動力になっているので、
たとえそれが私に向いていると言われて、それをしない方が損だよとさえ言われても、
絶対にやりません！！！
だって、やりたくないんだものｗｗｗ

そんなふうに、マリさんにもあるはず。
「仕事に求めているもの」。
なので、まずはそれをしっかり考えていただきたい。

そして、その上でこれから書く、私のアドバイスを読んでいただけますか？
ちゃんと約束してくださいね。
そうじゃなければ、
あなたのためになりません。
（私の真剣な想いが伝わっておりますように）

マリさんは、仕事は仕事と割り切って、プライベートとは線を引きたいタイプではないでしょうか。
保育士の仕事は夢を持って始めたお仕事でしょうが、
理想と現実のギャップで、少し疲れたのかもしれません。

あなたは、本来はどんな仕事でも器用にこなせる能力を持ち、
そして何より努力家です。
きっとどんな仕事をしても、それなりに評価されることでしょう。

もしも漠然と「自分に合う仕事を探している」というなら、今回の結婚は
それこそ、いろいろな職種を体験するのによいチャンスかもしれませんね。

ただ、子どもと関わる仕事が好きなのなら、その道も向いているということは、お伝えしておきますね。
あなたの子どもたちへ向ける情熱は、もしかしたら《保育士》という枠ではなく、
例えば語学、音楽、スポーツなどの教育で花開くものかもしれません。
表現することの楽しさ、喜びを、身体をもって教えることができる能力も、あなたは持っていますよ。

ま、それもね。
あなたが「仕事に何を求めているのか」を、ちゃんと分析して、理解してから決めてもいいんじゃないかな？
うん。その方が、選択肢も可能性も、何倍にも広がるはずです。

星と心理で愛されカウンセラー
（NLPマスタープラクティショナー）
ふだもと　みほ