かごしま近代文学館企画展 島尾敏雄の本棚

10代の頃から本屋に通い、さまざまな本を蒐集してきた作家・島尾敏雄。
転居を重ねるなかで手放した本があったものの、それでもなお膨大な蔵書が残されていたそうです。
現在、その旧蔵書の一部、約5000冊がかごしま近代文学館に収蔵。
書棚を埋めつくすジャンルはじつに幅広く、日本の古典や時代小説、現代文学から、詩歌、外国文学、哲学、宗教、歴史、戦争資料、民俗学、美術、さらには漫画に至るまで、多岐に展開しています。
本展では、彼が生涯を通して蒐集した蔵書の一部を展示。
併せて、日記や読書ノート、エッセイ、書評といった関連資料を通して、読書が島尾敏雄という作家の創作、そして人生ににどのような影響を与えてきたのかを探っていきます。
また、期間中は
◾️講座 「世界史家としての島尾敏雄──講義ノートの分析から」(2026年2月23日)
◾️講座 「『死の棘』のなかの本、『死の棘』をつくった本──島尾敏雄旧蔵書から」(2026年3月21日)
◾️ギャラリートーク(2026年2月28日)
も開催。
併せて参加すれば、企画展をより深く楽しむことができるはず。
講座は事前申し込みが必要なので、詳細はかごしま近代文学館の公式HPで確認を。


- イベント名
- かごしま近代文学館企画展 島尾敏雄の本棚
- 開催日・時間
- 2026年2月4日(水)~3月23日(月) 9:30〜18:00(入館は17:30まで)
- 会場名
- かごしま近代文学館 常設展示室2階
- 住所
- 鹿児島市城山町5-1
- 電話番号
- 099-226-7771
- 営業時間
- 9:30〜18:00(入館は17:30まで)
- 休館日
- 火曜(休日の場合は開館、翌日休)
- 駐車場
- 13台※他、近代文学館・メルヘン館・美術館共用駐車場あり
- 入場料
- 大人600円、高校・大学生450円、小・中学生300円
- 公式HP
- https://www.k-kb.or.jp/kinmeru/
- @kinmeru