【緋色窯】偶然が作り出す、1点ものの器の表情と女性ならではのモチーフにクギヅケ
緋色窯
- モノ
8月号の「夏の霧島、湧水、美山、南大隅」の特集で何度も足を運んだ美山。
コンパクトな距離感でたくさんの窯元や工房が並んでいるから、歩いて巡れるのも楽しいエリアなのです。
今回の取材で、お邪魔した緋色窯さん。
美山唯一の女性窯元で、女性らしいバラをモチーフにした陶器は定番人気なのです。
しかし(?)、渋~~~~い器もお手の物なんです。
作家の川原さんは昔から陶器が好きで、特に渋~~~い器が好きなんだそう。
穴窯で焼き締める陶器は、高温の窯の中で舞い上がる灰が付着することで、ひとつひとつ違う表情になるのも面白い。
ちなみに、“緋色”は穴窯で焼き締めることで出てくるオレンジっぽい色のことで、この緋色を求めるお客さんも多いそう。
手にもった質感も違っていて、表面がつややかになったものも上薬ではなく灰がガラス状になってコーティングしたものだそう。気になるものはぜひ手に取って見てくださいな。
あと、店内の一角の緑密集地も要チェック。
焼物と植物って相性がいいんですよねぇ。
外の入口横には大きな鉢もたくさん並んでいます。
この中覗いてみてください。
メダカ見えました?
見ているだけでも涼しげな気分になりますよね。
窯元に行く際にはココもチェックして癒されてくださいな。メダカ話に花を咲かせるのもいいですね!ぜひぜひ~♪
<text/タニガワ ステキな陶器に美味しい料理を盛るオンナになりたい>
- 電話番号:099-274-2287
- 住所:日置市東市来町美山410-1
- 営業時間:
10:00~18:00
- 休み:
なし※臨時休あり
DATA
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