【ariga-to】〜ぶらり屋久島の旅 その1〜 屋久島に行ったら訪れたい!ヤクシカ、鹿革のお店。
- モノ
2018年12月13日
屋久島って、鹿児島県民にとって身近なようで、意外に行ったことないってトコじゃありません?
「縄文杉って行くまでが大変なんでしょ?」
「なかなかきっかけがないし…」
なんて悩む気持ち。わかります。
世界遺産の島ってことが、な~んかハードル上げちゃってるんですよね~。
山登りをしなくても、海に潜らなくても、屋久島って楽しいトコロ。
美味しいご飯を食べに、ココにしかない作品を見に、ぶらり屋久島出かけませんか?ということで、4回に渡り屋久島情報をお届けします。
高速船が到着する宮之浦港から車で約15分。
一湊(いっそう)にあるのが今回紹介する「ariga-to」。
ここはレザークラフト作家の清水舞さんが営む工房兼店舗。
「ヤクシカ」の革製品が並ぶお店なのです。
ヤクシカは屋久島の口永良部にのみ棲息するニホンジカの亜種。
農作物への被害対策として駆除され、食用に加工されるヤクシカの「命をいただくことへの感謝(ありがとう)」を形に残したいという気持ちから、ヤクシカの革を加工し、美しい作品に仕上げています。
その作品の一部がコチラ。
染色された革の色合いがどれもステキで目移りしちゃいます。
ピアスやヘアゴムなどは、お手頃な価格で手に入るのも嬉しい限り!
個人的には「本のしおり」がお気に入り。
グリーンがとっても美しい~と思っていたら、やはりこの色は一番人気とのこと。「屋久島が好きな人は、自然が好きな人だから、自然の色(緑)に惹かれるのかも」とおっしゃっていたのが印象的でした。
屋久島産の夜光貝の貝殻を使ったアイテムもありました。
貝殻にはヤクシカやシダ、プルメリアなど、屋久島の自然をモチーフにしたデザインが施されています。
ベースになっているのはもちろんヤクシカの革。
センスがキラリと光るアイテムです。
お店は「革 cafe」も兼ねていて、美味しいコーヒーとケーキを提供中。※紅茶やミルク、りんごジュースもあります!
店内にカウンター席もありますが、ぜひ!テラス席へ。
お店があるのは布引の滝のすぐそばなので、周りには緑がたくさん!
この滝は、水が流れていると島民がめずらしがって写真を撮りにくるほど水量の少ない滝。私が訪れた時は、まったく水が見えませんでした(笑)
ぜひのんびりひと休み、してってください。
飛び込みで取材に行ったのにも関わらず、とても丁寧に対応してくださった清水さん、作品への情熱と屋久島愛に溢れたとってもステキな方でした。
プルメリアが咲く頃、またお邪魔します!
[text=杏/屋久島初心者。高速船からみる開聞岳に大感動←そこ]
- 離島エリア:離島全域
- 電話番号:080-5309-5213
- 住所:熊毛郡屋久島町一湊2282-2
- 営業時間:
11:00〜18:00(電気が付いてたら時間外でも営業中)
- 休み:
不定
DATA
最新の情報はご確認の上お出かけください。