【夢～無敵だったあの頃～】鹿児島の表現者たちが創り出す〝夢への物語〟。3月20日の公演の様子をレポート

2019年3月26日

鹿児島在住の表現者たちが集う団体「Freed Fruit」。

ダンス×生演奏など、様々なアーティストを掛け合わせた表現活動を行っています。

今回は、3月20日に開催された「Freed Fruit」主催の舞台公演「夢～無敵だったあの頃～」公演の模様をお伝えします！

音楽・ダンス・演劇など、様々なジャンルの表現者たちが創り出した本作は、夢を追い続ける1人の男(マツ)の物語。

公演は、サックス奏者・奥平彩さんと国際大学IUK ウインドアンサンブルの演奏によりスタート。

物語を繋ぐ演劇パートを担当したのは、鹿児島の劇団「GREEN CARD a.k.a」。

偉大な写真家を父に持ちながら、売れない写真家として鳴かず飛ばずの日々を送る主人公・マツと周りの人々が織りなすストーリーを、時に真剣に、時にコミカルに見せてくれました。

舞台は、約30分に渡る圧巻のライブペイントや

しなやかで美しいコンテンポラリーダンス

迫力の和太鼓演奏

フレッシュでキュートなダンス

など、多彩なパフォーマンスを交えつつ進行。

理想と現実の狭間で葛藤しながら言い訳ばかりだったマツが、友人や家族との関わりの中で再び夢を見つめ直し、人生を歩き出す様子が描かれました。

クライマックスを飾ったのは、熊本出身のシンガソングライター・よしむらさおりさんの透明感溢れる歌声。

拍手と歓声に包まれる中、大団円を迎えました！

60人を超えるアーティストが出演した本公演。多彩なパフォーマンスに生で触れ、夢を追いかける大切さを感じさせてくれる、とっても素敵な舞台でした。鹿児島を拠点に活躍の場を広げる「Freed Fruit」の今後の活動からも、目が離せません！

［text＝フク 舞台コーナー担当。子どもたちが頑張ってるのを見ると、涙が出そうになるお年頃］