【ざおう堂】Uターンしてでも買いに行きたい!とっておき加治木まんじゅう
- グルメ
2020年2月24日
「加治木まんじゅう」。
鹿児島県民なら、一度は耳に、いや、口にしたことがあるでしょう。いわずと知れた姶良市加治木町の銘菓です。
その由来は島津義弘公の時代に遡ります。
島津義弘公が加治木のお城に移ってきた時のこと。
「らんかんばし」という石橋を造らせた時に、工事をする人たちにお茶受けとして出した「酒まんじゅう」がその始まりと言われています。
一口に「加治木まんじゅう」といっても、加治木町内には製造直売店が7店舗あるの、知ってました?
現在発売中のTJカゴシマ3月号「蒲生郷タイムズ」では、全7店舗をご紹介してます!ので要チェックですよ。
今回はその中から1店舗「ざおう堂」さんをご紹介。
加治木JCTから海に向かって車をちょっと走らせると出てくるこの外観が目印。ジョイフルの向かい、ガソリンスタンドの横です。
取材に伺った時には、ちょうど「いろいろ物語」の注文が入ったところ。
いろいろ物語は、もっと加治木まんじゅうの世界を広げたい!と始まった5色まんじゅう。よもぎ・ごま・にんじん・紫いも・竹炭を皮に練り込み彩りも鮮やかです。
こんな感じで箱に入ります。5個入りで600円。
ざおう堂の加治木まんじゅう、その特徴は北海道産の小豆100%で作る自家製のつぶあん、地酒を使ったもっちもちでふっわふわな生地。
1個100円。伝われふっくら感…!
「私、ここの生地のファンなんです。」
とお伝えしたら、なんと常連さんの中には「あんなし」を特注する人もいるんだとか!
その気持ち、わかる~。そのまま食べても絶対美味しいし、バンズとしても優秀。ウインナーとか挟んでみたい。
そしてそして!私がざおう堂を推す最大の理由が「揚げまんじゅう」(1個110円)。
ご覧くださいこの愛らしいフォルム。
通常の加治木まんじゅうを注文が入ってから揚げるので、揚げたてのアッツアツをいただけるのですが、皮はパリサク、中のあんはトロ~リでこれは本気で夢の食べ物です。
私はかつて姶良方面の取材時に、一旦店を通り過ぎたにも関わらず、わざわざUターンして買いに戻ったこともあります。
そのくらい美味しい。
みんなにぜひ食べてもらいたい。
ほかの6店舗もそれぞれに特徴があり、ほんとに1つとして同じ味がないのが感動でした。食べ比べて、推し、見つけてください。
<text=あんこ36 カロリーは熱に耐えられないから0キロカロリー>
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- 姶良市エリア:
- 姶良市全域
- 加治木町
- 電話番号:0995-63-3316
- 住所:姶良市加治木町新富町235-2
- 営業時間:
8:00~18:00(売り切れ次第終了)
- 定休日:
なし
DATA
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