【平川動物公園】ホッキョクグマ氷の贈呈式

梅雨が明け、鹿児島にも本格的な夏の暑さがやってきた。うんざりするのは人間もそうだが、動物たちも例外ではない様子。そこで平川動物公園よりクールな話が舞い込んできた。

↑今年3月に和歌山からやってきたホッキョクグマの『ライト』くん(雄)

やってきたのは鹿児島市平川町にある『平川動物公園』。この日、世界のクマゾーンでは、今回で30回目となる『ホッキョグマ氷の贈呈式』が行われた。これは全国的に有名なアイス『南国白くま』を製造しているセイカ食品株式会社が毎年、ホッキョクグマに氷塊を送るイベント。しかし、令和3年、4年はホッキョクグマが不在であったため、約3年ぶりの贈呈式となった。贈呈式には多くの報道陣と来園者が詰めかけ、そのなかでセイカ食品株式会社の上荒磯氏より平川動物公園園長へ目録が送られた。

↑贈呈式には多くの報道陣と来園者が

今年3月に和歌山にあるアドベンチャーワールドからお引っ越ししてきたホッキョクグマの『ライト』くん(雄)。南国鹿児島の暑さにも堪えるようで、飼育員が氷塊を準備すると、今か今かと待つ様子に、来園者も見入っていた。 

↑1個18.5kgの氷塊、1日に2回ライトくんにプレゼントされる

いざ、氷塊が投入されるとすぐさま飛びつき、顔に擦り付けて涼んでいる様子。そして氷塊を自分で屋舎の入り口まで持って行き、最後にはこちらに顔を向け『ありがとう』というような顔で屋舎へと去っていった。 

↑氷塊はプール内に投げ込まれ、すぐさま飛びついたライトくん

↑屋舎へ氷をもっていき、『ありがとう』と振り返った！？

 ↑氷塊を持って奥へ消えていった

この氷のプレゼントは、令和5年7月13日(木)～ 令和5年8月31日(木)の期間中、毎日18.5kgの氷塊を2回、合計100個、総計1,850kgがプレゼントされる。運が良ければ実際に見られるかも！？